とある京大生の作業ログと日々の雑記

コンピュータサイエンスについて学んだことを可視化したり日々の雑記をまとめてます。

パタヘネを読んだ感想と近況報告

こんにちは、コミさん(@komi_edtr_1230 )です。




今回はコンピュータアーキテクチャの本で超有名な本であるパタヘネを読んだので、それの書評です。



きっかけ






パタヘネという本は正式名称はComputer Organization and Design(邦題はコンピュータの構成と設計)なんですけど、著者がパターソ先生とヘネシー先生という2人組で書かれている本で、それらの略称としてパタヘネという愛称で親しまれています。




ということで有名な本というのは日本にいた頃から知ってて、なので「いつかは読もう....」とは思ってたものの他の読みたい本を優先してたらスイス留学がもうすぐ終わるという段階にまで来てしまいまして....




留学中には有名どころは全部読んでおきたい気持ちがあったので、そんなこんなで今回パタヘネ爆速で読み進めました(本当にこういう取り組み方よくない)




費やした時間だと12時間×3日くらいなんですけど、途中のプロセッサとか論理回路のところで興味がなくなってしまって第4章は途中でやめちゃったんですよね....




あと演習問題も解くのは諦めて、文中にある例題だけささっと眺めてという感じです。




.....実は全然読んでないのでは?




とりあえず書評に行きましょう。



感想






ぶっちゃけ、読んでてしんどかったですw




アーキテクチャ自体は前にオライリージャパンから出てる「コンピュータシステムの理論と実装」という本で勉強したことがあったので論理回路やALU、メモリマッピング仮想マシンの知識はあったので一応理解はしてたつもりだったんですけど、このパタヘネはそれら一つ一つをかなり掘り下げたようなイメージでした。




ただ、ちょっとぼく自身があまりアーキテクチャに強い関心があったわけじゃないので、なんというか読み進めててなるほどなぁ....ってなる程度で、あんまりしっくりこなかったような気がします.....w




まあそんな中でも今回読んでPipelining(日本語わからない)とか並列化の知識はめちゃくちゃついたと思います。




各部分における設計の工夫とかパフォーマンスの改善、並列化の理論などがぎっしり解説してあったので、読んでてものすごくわかりやすいなぁと感じました。



アーキテクチャをあっさり勉強するなら他の本?






一応今回パタヘネを読みきったわけなんですけど(読めたとは言ってない)、ぼくみたいなアーキテクチャにめっちゃ興味ある人じゃないと読み進めるのってかなりしんどいような気がしたんですよね。




ぼくとしてはアーキテクチャへの向き合い方としてはコンピュータがどういう風に動作してるのかということが分かればいいなくらいな気持ちだったので、そういうあっさりした具合で良ければオライリージャパンから出てる「コンピュータシステムの理論と実装」の方がいいと思います。




とにかく個人的な感想としては、パタヘネは電気系の学科みたいなハード側の人が読めばよくて、ぼくらみたいなソフト側の人はパタヘネをしっかり読み込む必要はないのかなぁ、と。




まあここらへんに関してはかなり人によって意見はあると思いますし、ぼく自身もアーキテクチャの知識がかなり強いというわけではないのであくまで個人的な意見です。




ということでパタヘネの書評エントリーだけどぼくはここでオライリージャパンコンピュータシステムの理論と実装を推しておきます(笑)




では書評はここらへんにしておきます。



近況報告






この記事を書いてるのが11月29日の夜で、スイス留学も残り2週間となりました。




2週間後のこの時間にはおそらくロシアのモスクワでトランジットの飛行機待ちをしていると思います。




気がつけばもうスイスに来てから3ヶ月半が経ち、随分とスイスの土地に馴染んできたと思ったら留学も終了なんですよね。




最初来たときは8月の中旬で、スイスは北海道より緯度が上だから寒いだろうって思ってたのに来てみたらめちゃくちゃ暑くてスイスクソ暑いやんけ!!!って思いながら半袖に短パンで過ごしてました。




でも今は最高気温が5度だったりでスイスの街にも雪がチラチラ降るようになったりして、気がついたら冬に。




早かったなぁ....




ま、実際のところ勉強してばっかりで特に何か特徴的な思い出があったりというわけではないんですけどねw




ただ今回のスイス留学の関しての思い出を強いて挙げるとするならば、やっぱりこの毎日13時間以上死ぬほど勉強したという事実がこのスイス留学での一つの思い出なのかなぁ、と。




旅行やイベントに参加したみたいな単発的な思い出もあるし、いろんな国の友達ができたみたいな浮遊感のある思い出もあるんですけど、ぼくにとって大切なのはそういうのじゃなくて、この勉強に取り組んだ日々というのがやはり自分にとって1番価値があったような気がします。




先日ツイッターを見てたら落合陽一氏がこんなことを言ってました。









流石にこの3ヶ月で1400時間(≒15時間×90日)というのは無理でしたけど、それでも図書館で一心不乱に教科書を読みまくってコードを書いたという事実が今のぼくに自信を与えているような気がするんですよね。




まあ結局は自己満足なんですが....w




とりあえず毎日平均して13時間くらいはなんらかの勉強をしてたと思います。




なんていうんでしょうかね、例えるなら今回のスイスで勉強した日々は高校のとき部活に打ち込んでたというのに近いような感じがするんですよね。




高校の部活って、ぼくは高校の時はアメフト部に入ってたんですけど、別に将来はプロのアメフト選手になるわけでもないし将来はアメフトの仕事をするわけでもないし、だからぶっちゃけ一見すると無駄じゃないですか。




むしろ部活で遠征費用とかでお金は飛ぶしケガはするし、物質的な観点で見たらむしろマイナスみたいなとこもありますよね。




でも、当時は死ぬ気で毎日を過ごしてて試合でも活躍しようとしてたし全力で体も鍛えてたし、あのとき必死になった日々というのは今の自分へ自信を裏付けるものになってると思ったりもするのです。




とまあそんな感じで、今回のスイス留学も死ぬほど勉強したという事実が自分はやればここまで勉強に打ち込めるんだぞと思って自己肯定感につながるわけですね。




ま、先ほども言った通り、こういう自信とか云々はただの自己満足なんですけど(笑)




ただ、実利的な観点の話をすると、今回の勉強しまくったおかげでコンピュータサイエンスの素養を涵養できたと思います。




ぼくの京大での所属は理学部生物系で、まあ情報系とはあまり縁のない学部なんですよね(バイオインフォマティクスがーとか言う人は静かにしててください)




理学部で開講してる情報系の授業なんてせいぜい微分方程式をプログラムに起こす程度のことで、本当のコンピュータサイエンスとは全然遠いわけです。




ぼくは将来は情報系でガンガンやってきたい人で、それを気づいたのが大学に入った後だったので今回じっくりコンピュータサイエンスを勉強することができて本当に満足しています。




それと同時に今回たくさん勉強してやっぱりまだこれから情報系に携わっていきたいなって思ったし、「まだまだ勉強するべきことがある」と自分の至らぬ部分を定量的に把握できました。




先日に理学部の友達でぼくが最も尊敬している人と電話してて、その人も前まで留学してた人で、ちょうどこんな話をしてました。




これからの目標が一つ具体化できたような気がします。




とまあこんな感じでスイス留学は割と満足度が高いんですけど、不満を挙げるとするならば人間関係とかですね。




もともと日本にいた頃も知り合いは多いけど友達はそこまで多くなかった人間なので友達の少なさは別にって感じなんですけど、スイスに来てる人で自分に刺激を与えてくれる人がいなかったのはちょっと残念みたいなとこはあります。




まあスイスで会った人で面白い人がいなくてもツイッター開けば自分より強い人がわんさかいるんでそこに関しては気にはしてないですけどw




少し話が変わるんですけど、今回留学して良かった点として日本の良さにちょっと気づいたという点があります。




日本にいた頃はツイッターを開けば日本のダメなとこがわんさか出てきて、なのでもう日本なんかもう捨ててやる!くらいの気持ちだったんですよね(笑)




今も相変わらず日本の行政とかひどいし文科省とか色々文句はあるんですけど、それでも今回スイスに来て自分は日本人で、やっぱり日本という土地が住みやすいんだと思いました。




ぼく自身は今までバックパッカーの経験もあるし割と海外への適応能力はある方だと思ってて、だから別にこのままスイスでも住めるな〜って思ってはいるんですけど、やっぱり母国が居心地いいんです(笑)




ここらへんの感覚に関してはうまく言語化できなくてなんとも言えないんですけど、とにかく留学前は将来は日本から出ていってやる!くらいの感覚だったのが別に将来はまあ日本でも構わないかな...?くらいになりました。




ただまあもう一度言いますが、今も相変わらず日本の行政とかひどいし文科省とか色々文句はありますw




だけど今回留学を通しての心境の変化として今のこうした日本の状況を忌避しようとしてたのが解決へコミットしてもいいかなと思い始めました。




思考停止で反日感情を抱くという行為に対して疑問を強く持ち始めた、という言い方が正確かも?




うーん、うまく伝えられない。




まあこのネタはどれだけ時間が経ってもうまくまとめられる気がしないのでここらへんにしておきます(笑)




とまあ色々述べましたが、とにかく今回の留学で色々自分の中で成長した部分や変わり始めた部分があるというお話です。




留学の話でいうともっとたくさん考えたことや感じたことがあるんですけど、あんまり喋ってると量が膨大になっちゃうので今回に関してはこれで終わりにします。




てかスイス留学終わったような感じですけどまだ残り2週間あるので(笑)




2週間後に全部片付いたときにもう一度まとめ直します。




またまとまりのない文章を生成してしまったんですけどお許しください(笑)




よし、残りあと2週間がんばります!




では!