とある京大生の作業ログと日々の雑記

コンピュータサイエンスについて学んだことを可視化したり日々の雑記をまとめてます。

進路とインターンとトビタテと

こんにちは、コミさん(@komi_edtr_1230 )です。




今日はスイスは最低気温が0℃で夕方には雪が降りました。




めちゃくちゃ寒いです....




どんどん気温が下がっていくなぁなんて思ってる最近なんですけど、気がついたらスイス生活も残り1ヶ月を切っていてぼくの大学生活の一大イベントも一つの区切りがつくようです。




8月中旬にスイスに来てから今は11月の下旬で、時間が経つのも早いなぁと。




さて、本題に入りましょう。




ちなみに今回はいつもみたいに読んだ技術書のレビューじゃなくて、どちらというと日々の悩みの独白というかキャリア設計の悩みというかポエムというか...まあそんな感じの記事になります。




普段みたいな技術的な話はなくてただただぼくのキャリア設計の話を長々とするだけなので、とりあえずそこらへんを承知しておいてください。



トビタテという枠組み






多分この記事を読んでる人はぼくが今トビタテ!留学Japanというプロジェクトで奨学金をもらっていてそれでスイスにいるというのは知っていると思います。




なので説明は不要だと思うんですけど、今抱えている問題はこのトビタテが大きく関わっている部分があるのであえて説明しますね。




このトビタテというのは「日本から海外へ留学する人を増やす」というスローガンをもとにできた文科省が中心となっているプロジェクトで、企業が出資者となって日本の留学したい学生に奨学金をばらまく感じです。




で、留学したい学生が自由に留学プランを立ててプレゼンし、それに基づいて将来性のある留学計画を提示した学生を選定してお金を渡し、そうして留学を援助するわけです。




そういうわけで援助されている学生(=トビタテ生)は最初に提示した留学計画に基づいて留学を行います。




基本的にはこんな感じなんですけど、留学計画について文科省が提示している条件がいくつかあるんですよね。




条件としては留学が終わったあとは産業界に尽くせとか海外で日本の良さを広めてこいとか色々あるんですけど、その中でも肝となっている条件があり、それは何かというと「留学計画には実践活動が含まれている」というものです。




この実践活動は何かというと、留学にもいろんなタイプがあって、海外の提携大学との交換留学とか語学留学、海外インターンシップ、日本の文化紹介など色々あるわけですよね。




で、文科省曰く「交換留学や語学留学などはただの受け身な行為でしかなく何も発信がない」と。




なので実践活動という名の下、インターンや日本文化の紹介、ボランティアなどの何かしらの勉強以外の活動をして日本の存在感を海外にアピールしてこい、と。




まあ要約すればクールジャパンの鉄砲玉になれということですね。




この部分については批判したいところがたくさんあるんですけど、それをやってるとだいぶ本旨から逸れてしまうのでとりあえずトビタテはこういうものという説明に留めておきます。



提示した留学計画






とりあえずトビタテは上記のような感じで、ぼくもトビタテ生なので文科省に留学計画を提示してそれでお金をもらって今スイスにいるわけです。




ぼくの留学テーマはざっくりまとめると




AI技術を交換留学とインターンを通して学んで産学連携のアプローチで社会実装をする!




という感じです。




ここでAIという単語を使っているのは文科省の人にイメージを良くするためで、あえて機械学習という単語は避けました。




まあそれは置いといて、具体的な留学計画としては




1. 2018年9月から2019年7月までスイスのEPFLに交換留学


2. 2019年8月から2020年3月までアメリカでインターン




という構成となっていて、今はこの交換留学の段階にあります。



トビタテ生としてのやるべきこと






少し話が逸れるんですけど、トビタテには理系コースとか多様性人材コースなど枠がいくつかあり、ぼくはその中で理系コースの未来テクノロジー人材枠というやつです。




ぼくの未来テック枠はかなり希少で、トビタテの採択人数500人のうち理系コースが300人くらいで、未来テック枠はその理系コースの中の50人枠となっています。




実際のところ未来テック枠は応募段階で志望者が35人しかいなくて合格者は25人しかいなく、まあレアキャラなんですよね。




で、これらのコースという枠とは別の話で、留学計画が13ヶ月以上の人は全体の5%(=25人)までしかとらないという暗黙の規定があり、トビタテ事務の間では優秀枠と呼ばれている枠で(留学期間が長いとお金がかかるのでホントに優秀な人しか取らないことにしているらしい)、ぼくはその中の1人です。




つまり優秀枠かつ未来テック枠ということでトビタテの中だと超レアキャラなわけですね。




話を戻しましょう。




ぼくは留学計画では上記のような感じでトビタテに提示したんですけど、実際に今スイスにいて感じているのは交換留学はそんな長期でやる意味ないなってことです。




というのも、日本にいた頃から受験期はひたすら授業をあてにせず問題集を1人で解き進めていて、大学でもずっと独学でコンピュータサイエンス機械学習をやってて、学習スタイルが無師が基本だったわけです。




ぼくの勉強への姿勢はそのような感じだったので、実際のところCSの勉強をするためにCS系の学部へ交換留学に来ているにも関わらず結局自分で教科書を読み進めていて相変わらず独学なわけですね。




実際それである程度ちゃんと身についてる感じはするしCS系の学生と対等に議論できていてEPFLのテストの問題は全部解けるしで勉強方法については割と問題ないと思っています。




そんなこんなでスイスでも独学だったんですけど、ふともう無理にスイスにいる必要はないなって気がついたんですよね。




もうスイスでコツコツ勉強するのもいいけど、せっかくの機会だし海外インターンで現場に出てくるのはいい機会じゃないかって思ったんです。




これがだいたい10月上旬くらいの話ですね。




コレに気がついたぼくはスイスの交換留学期間を1セメスターで切り上げてインターン探しを始めました。




それに際して12月中旬に日本に帰国する航空券も用意し、1年契約だった大学の寮も来月で出ていく手続きをしました。




思いついたら即行動ってやつです。




実際この時点でトビタテに出した留学計画は崩れてるわけなんですけど、まあ期間の短縮とか留学内容の変更は1回までいけるので(審査はあるが)一応セーフくらいに思ってました。




さて、それでインターンを探し始めたわけなんですけどインターン確保できるのは小さなスタートアップばかりでいわゆるGoogleとかAmazonみたいな大企業はなかなか確保できないんですよね。




11月20日での現状はというと、AmazonとP&G、Snapchatが書類選考を通って面接待ちくらいでAppleGoogleMicrosoftなど有名企業にたくさん出したものの音沙汰なしです。




先ほど述べた通りトビタテ生の中でもレアキャラってこともあって、トビタテ側として有名企業でのインターンしてくることを期待されてて、今の率直な気持ちとしてはインターンを確保できない現状にめちゃくちゃ焦ってます。




まあトビタテ側にデカい口叩いた自分に責任があるんだけど.....




すでにトビタテ側には留学期間を短縮する予定であることは伝えてあるんですけど、留学計画の変更とか短縮には審査がある(しかもこれ数ヶ月単位のスケールでめっっっっちゃ時間かかる)からこちらとしてはなんとか早めにインターンを確保したいわけです。




先ほど述べた通り、この留学計画の変更は1回までという制約があって、今ここでスタートアップに留学行く旨で申請してしまうと後からもっといい企業にインターンが確定してもその計画変更が認められないので、まあ厳しいわけですね。




こんな感じで最近はトビタテ側の意向に反しないように、かつ同時にぼく自身が行きたい企業でインターンできるように勉強時間を削ってインターンの申請書類を用意してるわけです。




そんなこんなでここ2週間くらいは頭の片隅で焦りを感じながら勉強とインターン申請の書類作成を並行してやってました。



なんで留学してるのか、誰のための留学か






今日の夕方に勉強の休憩で、雪の降る中で寒いなぁって思いつつ外の屋根の下でタバコぼーっと吸ってたんですけど、ふと自分はなんのために留学してるんだろうって思ったんですよね。




トビタテの目を気にして勉強時間を削ってインターンの書類をせっせと仕上げて申請出して、という最近のこの日々って自分が思ってたものじゃないなって。




なんというか、ぼく自身の夢であって最高の機会になるはずだった留学が今やトビタテにコントロールされてる気がして。




この留学の主人公は留学してる自分自身なんだ、そんな当たり前の事実にふと気付きました。




そもそも行きたくもない企業にインターンに行くんだったら独学してた方が多分もっと建設的じゃないかなぁとも。




こんな冷静になれたのもタバコとスイスの寒さのおかげかもですね、、、




ということでとうとうこの振り切った思考にまで到達したぼくの中に




別にトビタテに制約されるくらいだったらトビタテ生は辞退しよう




というヤバいカードができました。




今回このヤバいカードを切ってしまうとトビタテ側からこれまでに支給した73万円(16万×4ヶ月+留学準備金25万)を返せと言われるかもですけど、まあ仕方ないかなぁとも思ってます。




まあこの現状を招いたのも自分がトビタテに過剰にアピールしてしまったという代償だなぁ、と。




ぼくが最初に留学を志した理由はこの留学が人生を変えるチャンスだと思ったからです。




CSの勉強も語学力も海外経験も、全てが今回留学に行くことで自分を変えるきっかけになるんじゃないかって思っていました。




非情報系の身でありながらずっと情報系のことを勉強してきたわけですが、気がついたらもう3回生の11月で、のんびり過ごせる学部生活も残りわずかというわけです。




この絶妙な状況下で自分が今こうして留学に来ているのは最高の運びなんですよね。




しかしこのタイミングで自分の不本意な形でインターンをするのはやっぱり違うと思うし、そういう意味でやっぱり自分自身を貫くことに意味があるんじゃないかって思っています。



現在手持ちのカード






そんなこんなで今は




1. どこか行きたい企業のインターン確保→トビタテに計画変更申請して留学続行


2. インターン確保できず→留学終了(奨学金返還?)


3. インターン確保できず→テキトーな企業でふらふらインターンする




というなんとも両極端な未来が待っています。




本当に来年以降どうなるのか全くわからないんですよね、、、




まあぼくが今やるべきことは勉強なので、とりあえずもう闇雲にインターン探すのはやめて勉強に専念しようと思います。




来年からの動き方も12月中旬くらいにならないとわからずってすごい嫌な気分になりますね。




あとはインターン申請出した各社から連絡待ち.....




てかAmazon書類選考通ったしこのままAmazon行けたら最高だなぁ......



これからの予定






ひたすら勉強あるのみです。




あと先日とあるデータサイエンティストにGoogleインターン行きたい旨を話したところ、来月帰国した際にGoogle Tokyoを訪問させてもらえることになりました。




めちゃくちゃ楽しみです......




全然わからないし期待しちゃいけないけど、もしこれでGoogle Tokyoでインターンできるんだったらもう留学やめてもいいなって思ってます。




天下のGoogleインターンできるんだったらこれ以上の機会はないだろうなって。




そんなこんなで本格的に来年どうなるかわからなくなってきました。




ただまぁこれでいいかなって思ったり。




このくらい行き当たりばったりの方があとになって振り返ってみていい思い出になるかもですね(?)




てことで今後のぼくに期待しててください。




多分外から眺めてる分にはいい感じのコメディになってるはずですので。




では、これからもがんばります。