とある京大生の作業ログと日々の雑記

コンピュータサイエンスについて学んだことを可視化したり日々の雑記をまとめてます。

【まとめ】留学を決めてから今に至るまで

こんにちは!コミさん(@komi3__ )です!




もう6月の下旬ですね....





ずっとブログ書こうと思ってずっと放置してて、前回に記事を書いてからだいぶ時間が立ったような....





最近技術系のまとめはQiitaに浮気しがちですw





Qiitaでぼくが書いた記事は以下の通りです!


qiita.com
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よかったらフォローしてください(笑)


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これから技術系はQiitaにまとめて、こっちのブログではスイスの生活とか勉強メモに使おうかなーって考えてるけど、実際のところどうするかはまだ迷い中です。


はじめに


さて、実を言うと先々週の6月16日でスイス行きまで2ヶ月切ったんです(8月16日の17時25分の成田空港発の航空券をとりました)





で、京大での諸々の手続きとか色々片付いてきてて少し振り返りのまとめをしてみようかなって思ったわけです。





まああとツイッターとか質問箱等でも頻繁に留学関係の質問をいただいてるので、それらの疑問に答えるためみたいなとこもあります。





いろんな人から質問もらってて、それで書こうかなって思ってるので多分これめちゃくちゃ長くなります....




対象読者

  • コミさんに興味持ってくれてる人
  • 留学するか考えてる人(特に理系)
  • スイスとかのヨーロッパ圏への留学を考えている人
  • トビタテ! 留学Japan が気になってる人

対象でない読者

  • コミさんに興味ない人
  • 技術系の解説を期待している人

今回の留学を考え始めてから実際に決定するまでの過程で、ぼくが日立製作所のラボで機械学習関連のことをやってたというのが割と絡んでるんですけど、今回は「ぼくの留学についてのアレコレ」というテーマで書くつもりなので専門のコンピューターサイエンスなどの話はあまり出てきませんので悪しからず。



ただまぁぼく自身の思想にどんな影響があったとかの抽象的な話は少し触ろうと思います。



留学を決めるに至った理由

ぼくが留学を決めるに至った理由はいくつかあるのですが、その中でも決定的な理由な以下の3つです。


  • もともと留学に憧れていた
  • タイにバックパッカーとして行った
  • 友達が留学した


1つ目の「もともと留学に憧れていた」という内容で、まあそれだけと言えばそれで終わりなんですけど、憧れるに至った経緯としてぼくらが小学生とかそこらへんからずっと「時代はグローバルだ!」とマスコミやら産業界が声高に騒いでました。



で、まあそういう産業界の人たちが騒ぎつづけた結果、「海外=すごいところ」みたいな刷り込みができあがってて、だから英語を使って仕事をするというのがめちゃくちゃカッコよく見えたんです。



まあ今は色んな考え方に触れたおかげで留学したい理由は全然そういうチンケなものじゃないんですけど、とにかく動機はそういったものでした。


2つ目の「タイにバックパッカーとして行った」というのは、ぼくもともと旅行が好きで、一人でフラフラ日本国内の色んなところ行ってたんですよね。


で、日本国内はだいたい回ったし今度は海外に行こうってなったんですけど、金欠だったんですw



ということで金がなくても行ける国(=物価の安い国)に行こうってなって、それで色々ググってたら「どうやらタイがいいらしい」とわかって、それでタイに行きました。



そんなこんなで初めて1人で海外に1ヶ月行ったわけなんですけど、最初はめっちゃ緊張してたけど行ってみたら「海外ってのは案外近いもの」「外国人は使う言葉が違うだけで同じ人間」などなど、いわゆる意識高い系の本でよく啓蒙されてるようなものを肌で感じたんですよね。



まあ感じたことは色々あったんですけど、1人で海外に1ヶ月行って普通に順応できたので「じゃあこれなら留学行っても問題なさそうやな」ってことで留学を本格的に考え始めました。



大学入ったら留学に行こうとか考えてたけど大学が入って特に動き出すわけじゃなくて「あー留学行きたいなぁ」って妄想をするばかりで、まともに動くことはなかったんですけどこの「タイに行った」というのが具体的に行動を起こすに至った決定的な出来事となったような感じはありますねー



3つ目の「友達が留学した」というのは、大学の仲良かった人が留学していったのを見て「これは俺も動くしかねぇ!」ってなった感じです。



まあそんなこんなで留学に憧れがあり、留学しようと思ったわけですよ。



なんでスイス?

よくツイッターとかで「なんでスイスにしたん?」という旨の質問はよく受けるんです。



でも実を言うと詳細な理由はあんま覚えてないんですよね。




ホントになんとなく決めた感がすごいんです。




タイでバックパッカーやってたときに仲良くなったオーストラリア人の大学生がオーストラリアのゴールドコーストに住んでて、Facebookで今も繋がってるんですけど、ゴールドコーストの写真とかめっちゃ投稿してるんですよ。




それ見て「うわー....なんだこの天国のような場所は....」ってなって、だからもともとオーストラリアに留学しようと考えてたんです。




京大で実際に交換留学を申請するにあたってどの国のどの大学に行きたいか選べるリストがあるんですけど(めっちゃ多い、流石は京大ってなった)、オーストラリアのメルボルン大学に出そうとしたらTOEFLとかIELTSの要求スコアが結構高かったんです。




で、それでIELTS受けなおしたけど結局スコア足らなくて理学部の留学担当の先生に「先生どうしよ〜」って泣きついたんですよねw




そしたら「英語使いたいんだったらオランダおすすめだよ〜。公用語オランダ語だけど英語教育が充実してて国民の8割が英語ぺらぺらなの。非英語圏だから学内選考も心配しなくてもいいし」ってオランダを勧められたんです。





でも実際そこまでオランダに魅力は感じてなくて、それで交換留学の海外の大学のリスト見てたらオランダの下のスイスがあったんです。





それでなんとなくスイス調べてみたら


  • 英語圏の大学で唯一大学ランキングでトップ10入りしている
  • めちゃくちゃ国際性が豊か
  • 英語で授業やってる
  • 自然豊かでのどか

とか色々書いてあって、自分がオーストラリアに求めていたものが揃ってて「え、これスイス最高なのでは?」ってなり、そんなわけでスイスを考え始めたんですよね。





実際、非英語圏への留学なのでみんな英語が外国語ということで、非英語圏の人の英語はすごい聞きやすいんです(タイでドイツ人の人と話したときに感じた)






それに第二外国語も身につくし、英語も話せるようになって一石二鳥ですよね。





なんか留学っていうとアメリカとかイギリス、カナダ、オーストラリアとかの英語圏を思い浮かべがちで、その点ヨーロッパへの留学もかなりいいぞって今では思ったりしてます。





大学のレベルも結構高いし、いろんな文化が味わえるし、他国への旅行すぐ行けるし、国際性豊かだし。





元の話に戻ります。





京大の交換留学の申請にあたって第二希望まで出せるんですけど、そんなこんなで第一希望にスイス連邦工科大学ローザンヌ校を、第二希望にオランダのユトレヒト大学を出しました。




第二希望でオランダを出したのはスイスに落ちたときのための安全策みたいなとこあるんですけど。





まあそんなこんなで学内選考で無事にスイスに通り、こうしてスイス行きが決定したわけです。



お金の問題

留学するにあたってお金というのは必要不可欠です。




留学に向けて具体的に動き始めたのは2017年の8月後半くらいなんですけど、ぼくがオーストラリアとかオランダとかスイスで悩んでるのとつでどこから奨学金をもらえるかめっちゃ調べてました。




まあそれでトビタテ留学Japanという文部科学省がやってる留学奨学金プロジェクトを見つけたわけです。





トビタテについてはこちら↓


www.tobitate.mext.go.jp




で、トビタテの応募要項を見てみると「未来テクノロジー人材枠」というのがあったんです。




この未来テック枠はAIとかビッグデータ、ロボティクスみたいな頭の空っぽのお役人さんたちが色々勘違いしてそうなものを今後日本で担っていってくれる人のために第8期から新設された枠で、そのときすでに日立製作所のラボに所属していたぼくは「この枠に出すしかねぇな」ってことで出しました。




ホントに官公庁のなんの知識のないおじさんたちはAIが大好きですよね、夢見すぎだろってホントに呆れちゃいます。





通常、トビタテに応募するとき長ったらしい自己推薦文を提出しなければいけないんですけど、この未来テック枠はそれは免除で代わりに教授やそれに相当する人の推薦文を提出しろということでした。





ということでぼくは推薦状は日立のラボ長と理学部の化学系の教授の2人に書いてもらいました。ありがたい限りです。





まあそんなこんなでトビタテに出したんですけど、普通に書類選考は通りました。





で、二次選考の面接に進んだんですけど、まさかの個人面接で圧迫面接




ぼく「この機械学習技術を使うことで交通量の最適化などが行えます」

面接官「ふーん。それうまくいくの?」



みたいな感じだったり



ぼく「留学先ではこれらのプロセスで発生しうる問題を解決するため、また効率化を測るために分散コンピューティングやセキュリティなどの授業などを履修しようと考えています」

面接官「別にそれ日本でもできるんじゃないの?わざわざ留学に行かなくてよくない?」



などなど、ホントにクソみたいな面接でした。




もうここらへんの話は詳しくな書きませんが、とりあえずそんなこんなでトビタテ第8期は落ちました。南無。





まあ留学までの時間がまだあったので第9期を受けました。





プランなどは特に変更することなく全く同じような書類を出して書類選考を突破し、第9期では個人面接の人が当たりだったので普通に技術的な話で盛り上がって(Graph ConvolutionやRobustness、強化学習など)、予想通り合格しました。





個人面接の面接官の人がまさかの地元が同じで、最終的に「どこの中学出身か」「あそこのラーメン屋美味しいよね」などどうでもいい話などをしててめちゃくちゃ楽しかったです。





まあそんなこんなで一応トビタテ第9期生になって無事に奨学金は獲得したわけなんですけど、ちょっと第8期落ちたこともあってあまりトビタテに対してはあまりいい印象はありません....w





ちょっと話変わるんですけど、トビタテへの文句なんですけど、未来テック枠って毎年50人分設置してあるんですけど第8期も第9期も応募人数が40人未満で、しかもそこから10人くらい切るので未来テック枠めっちゃスカスカなんですよね。





なんかなぁって感じがします.....





あと、トビタテの応募条件として「日本の大学に在籍していること」というのをあげていて、「留学生の数を増やす」というスローガンを掲げていながら社会人や海外の大学に進学する人になんで奨学金を与えないのか、ホントに謎ですよね。





頭空っぽのよーわからん文系大学生が国際協力とか意識高そうな建前で発展途上国に行って支援なのか観光なのかよくわからんことをして自己満足させるよりも、修士号持ってて技術力や専門知識のある若手社会人が社会人博士として海外で第一線で研究してそれを日本に寄与してもらう方が遥かにプラスになりそうなのに、ホントにわけわからないです。





ホントに理解不能なんですけど、文科省がやることなので理解できずとも「また頭空っぽのお役人が現場も知らず偉そうな決定してるんだなぁ」と納得することはできますね。




まあ文句タラタラですけど、とりあえずお金くれたことに関しては一応感謝はしています。一応ね。




語学に関して

ぼくはそこまで語学が得意じゃないです。




なんなら苦手な方でした。





センター試験の英語に関しては筆記は160/200、リスニングに関しては20/50で、ちょっと京大生とは思えないくらいのスコアです。





それでも、大学入ってからちょっとずつ勉強してたらタイに行ったとき拙いながらも英語で会話ができたりしたんで、まああとは慣れかなぁってところです。





ということで、よく「コミさん英語喋れんの?」という旨のことはよく聞かれますが「全然流暢じゃないけど一応言いたいことは言えるよ」と答えてます。





てかぼくよく思ってるんですけど、皆さん「英語が喋れる」のハードル高すぎません?





英語が喋れるって聞くとあたかもぼくらが日本語を話すようなレベルを期待してますけど、それって「英語が喋れる」じゃなくて「英語がうまい」ですよね、というのをずっと感じてます。





別にちゃんと自分の気持ちが伝えられて相手の言いたいことがわかれば、その時点で「英語が喋れる」って言っていいと思うんですよ。






みんな完璧主義すぎるんでちょっとぼくとしては語学に対して身構えすぎなのではとよく感じてます...






まあそんなことをブーブー言いつつ、スイス現地で使う言葉の話なんですけど、スイスの公用語は4つあります。





ドイツ側はドイツ語(60%くらい)、フランス側はフランス語(20%くらい)、イタリア側はイタリア語(20%くらい)、山間のところはロマンシュ語という言葉です。




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で、ぼくの行くスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFLと言います)はほぼフランスと言っていいほどフランス側なのでフランス語です。





で、「フランス語どのくらい喋れるの?」という話なんですけど、答えとしては「相手の言ってることはなんとなくわかるけど自分で発言するには全然、あと語彙力がない」という感じです。





ということで今めっちゃフランス語勉強してるんですよね。





最初EPFLを選んだとき「授業は英語で行う」って書いてあって、よっしゃなんとかなるじゃん!って思ってたんですけど、見てたページが大学院生のページで、学部の授業はフランス語で行うらしく、留学が決定してからフランス語の勉強始めたんですよねw





ということでフランス語の勉強始めてまだ半年程度です(笑)






なのでぼくのフランス語のレベルについては期待しないで欲しいし、マウントとらないでくださいというのは言わずもがなです(最近ツイッターで語学マウントとられがち)





がんばらなきゃなぁ....と毎回夜寝るときに思ってます。





まあ実際のところ授業は半分くらいが英語で、全部フランス語でやるわけじゃないけどそれでもフランス語も必要なので毎日単語帳でフランス語単語覚えたりフランス人の人とチャットしてて、とりあえず努力っぽいことはしてるつもりです。




終わりに

以上、留学に関して思ったことなどを雑多にまとめました。




これ誰かのタメになるのかなぁ....?




ま、なにか質問とかあったらコメントなりツイッターでリプしたり質問箱で投げたりで聞いてください。





だいたいなんでも答えます。多分。





ではお疲れ様でした。





みんなもスイス留学してね!